BLOCH PRESENTS 北3条通ラムネ工場演劇部
『食べごろ図鑑』

2014年youngplaywrights『朝のごはん。愉快なアカエボシ。』から、はや2年。
脚本・演出 村田こけし(メロトゲニ)がこの夏、
BLOCH PRESENTSとして北3条通ラムネ工場演劇部「食べごろ図鑑」を新作上演!

食べごろ図鑑_本フラ

PV

応援メッセージ

こけし、という女がいる。僕が関わる作品でたまに演出助手をやってくれている、ぽっちゃり体型のサブカル女。いつの間にか付き合いもそこそこ長くなりました。が、しかし、僕は彼女の作品を観た事がありません。では、何をもってお勧めするのか、それはスーパーサブカルワードセンスだ。彼女がやっているパーシーという音楽デュオの歌詞に出てくる少女は、理想の彼氏を夢想し、すれ違った誰かを想い、かと思えば、猫の視点で御主人様との生活を歌う。きっと舞台も、そんな感じの話なのだろうと思っていたら。知り合いがこんな事を言っていた。こけしの舞台はブラック。いや、どういう事だよ!観たい!
作家・SUGARBOY主宰 川尻恵太

おおきなふたつのその目で見ているちいさな街の色彩が観たいと思っています。こまかく削り上げたこけしの足下には無数のちいさな木屑がはらはらと散っています。その木屑のひとつひとつが彩りを帯びるそのときにきっと神は細部に宿っているのでしょう。こけしちゃんとはらちゃん、札幌公演おめでとう。和田さん、これからも観客を魅了するプロデュースを続けてってください。
開幕ペナントレース主宰 村井雄

こけっちゃん。こけっちゃんという花は可愛らしく見えてたいそうな毒を持っています。小さくて丸くてふわふわしてコケティッシュな魅力に溢れる彼女はその外見の裏に隠された、女の子ならみんな持ってるピンク色の毒を吐き出したくて、そこら中にいる人に吐きかけてやりたくてうずうずしていました。そしてそのうずうずは、不思議な世界観をもって観る者を魅了してると思いました。初めて彼女のつくる芝居を観た時です。彼女の事を良く知る前にそんな風に感じたのです。そしてやはり。綺麗な花には棘がある。と言いますが、可愛い花には毒がある、といった女の子ですこけっちゃんは。
いやこれかなり褒めてます。表現者としての彼女への大変な賛辞です。だってそんな子の作る芝居が面白くないはずありませんもの。
こけっちゃんはこのほど、団体名をメロトゲニと改めたようです。素敵なネーミング!
こけっちゃんのトゲトゲにヤられてメロメロになりにゆきましょうみなさん!
ELEVEN NINES 小島達子

もう何年前だったか忘れたが、「おかめの三角フラスコ」旗揚げのチラシ。アングラポップなイラストと文字で描かれたそれは、かわいい、とか、インパクト、とか、そういう言葉と直結はせずに、劇団名と相まって「うお、なにこの個性!」と思ったことをよく覚えている。だいたいわたしは、いつからこけしちゃんと知り合いなのかよくわからない。しかし酔っぱらったわたしは、ススキノの街角でばったりこけしちゃんと会って一緒に写メ撮ったりしている。彼女が酔っぱらってたかは覚えていない。一緒に演劇の話もしたことない、現場で会ったこともないこけしちゃん。ススキノでばったり会うこけしちゃん。でも、あのチラシと出会っているわたしは、作家のこけしちゃん、と思っているので、応援するだけの理由はじゅうぶんにある。
introイトウワカナ

彼女は裏切るのです。あのにこやかな表情のままで、それはもう見事に。物語に感情移入し、すっかりこちらが夢中になったところで、油断するなよとばかりにそれはやってきます。恋する少女を観ていた筈が、いつの間にやら血塗れになっていますその少女。しかも満面の笑みで。どうした。なにがあった。予定通りに調和なんてしませんよ、と(思っているかどうかはともかく)いいように振り回されます。くらくらします。そのくらくら、が癖になります。気持ちよく裏切られるであろう、というその期待だけは裏切りません。でも口には、目には甘くても、これは毒薬です。心して、どうぞ。是非とも。
劇団怪獣無法地帯 伊藤しょうこ

BLOCH PRESENTS

北3条通ラムネ工場演劇部
『食べごろ図鑑』

【あらすじ】
ミソラは、腐れ縁の榊から、共同住宅で暮らさないかと持ちかけられる。
そこは、生前ミソラの祖母が大切に手入れをしていた庭だった。
共同住宅には、見るも優しい人達が暮らしていた。あけてはいけない箱を、あけるまでは。
目に入るものがすべて愛おしく、そして狂おしい人生の食べごろを迎えたことのない女と
食べごろがとっくに過ぎた、暖かくも優しく、溶け出したチョコレートケーキのようにまとわりつく、人々の図鑑。

脚本・演出

村田こけし(メロトゲニ)

出演

有田哲(劇団アトリエ)
五十川由華(おかめの三角フラスコ)
猪股五郎(演劇集団 遊罠坊)
氏次啓
大谷早生(劇団うみねこ/劇団ロクデナシ)
後藤貴子(エンプロ)
谷村卓朗(おかめの三角フラスコ)
能登屋駿介(RED KING CRAB)
原彩弓(メロトゲニ/おかめの三角フラスコ)
廣瀬詩映莉(ELEVEN NINES)
宮森峻也(静と動)
山口鯨(劇団・木製ボイジャー14号)

日程

2016年9月8日(木)〜11日(日)
2016年
9月8日(木) 20:00
9月9日(金) 22:00
9月10日(土) 13:00 20:00
9月11日(日) 13:00 各開演
※開場は開演の30分前です。

場所

演劇専用小劇場BLOCH
(札幌市中央区北3条東5丁目5岩佐ビル1F)

演劇専用小劇場BLOCH

料金

一般 前売2,300円 当日2,500円
学生・U23 前売1,700円 当日2,000円(要学生証・身分証提示)
高校生無料 9/10(土)13時公演のみ 要カルテットオンライン予約のみ受付

チケット取扱(2016年8月1日10:00〜発売開始)

発売
・ローソンチケット(Lコード 12335)
予約
・カルテットオンライン https://www.quartet-online.net/ticket/tabegoro

カルテットオンラインでご予約のお客様にご注意
iphoneまたはipadにてtwitterにて上記の予約フォームへリンクしますと、ご予約フォームが機能しない場合あるとの報告がございます。つきましては、iphoneまたはipadでご予約のお客様は、ブラウザ(Safariなど)にて上記フォームをご使用下さいますようお願いいたします(制作部)。

・メール予約(t@bloch-web.net)
・電話予約 011-251-0036(BLOCH)

早期チケット予約特典
8/21までにチケット予約のお客様にはyoungplaywrights#2「朝のごはん。愉快なアカエボシ」DVDをプレゼント!
(ご予約のお客様のみ、ローソンチケットでのご購入のお客様については特典の対象になりませんので予めご了承ください。)


特報。期間中特別イベント開催!
「第1回ミニシアター系演劇の夕べ」
Mini système de cinéma Soirée théâtre

なんとなく、ついクセになって、つい観てしまう、
小気味のよい「単館系」短編作品を
セレクションで上演します。
「食べごろ図鑑」の期間中で開催される1回限りのイベント。
秋の入り口の夕方、ミニシアターのような短編作品で過ごしませんか?
「食べごろ図鑑」と合わせまして、是非ご覧くださいませ!

 

上演作品1

「わたしとわたしとわ」

脚本・演出/村田こけし(メロトゲニ)
出演/井上美幸 原彩弓(メロトゲニ)
「わたしの中の、わたしって?わたしって一体誰なんだろう」わたしとわたしがわたしを見つめる。ある、素敵な一夜のお話。

 

上演作品2

「ものずきのこ」

脚本・演出 山田マサル(パインソー)
出演 山崎亜莉紗(パインソー)
「私のやることに、意味なんてあるわけないだろ!」
テイトには、そりゃ意味はないけど、理由はあった。
しかしその理由という名の、たった一つの好きなモノは、
気がつけば、神秘的な世界への扉を開いてしまうのである。

 

上演作品3

「エトエ」

脚本・演出 前田透(劇団・木製ボイジャー14号)
出演 朱希(劇団・木製ボイジャー14号)ブリング・ミー・ザ・高田
細谷史奈・戸田耕陽・橋場美咲・パッション
熊谷嶺・後藤カツキ(虹色ちゅーいんガム)
映画になった私は、君と君と。
ブラック・ミュージックで彩る、女と男と男と妹と友人と友人、それらのソウルな人生の一部。

 

日時
9月10日(土)  16:30〜(16:00開場)
(総上演時間は約90分)

 

会場(もちろん「食べごろ図鑑」と同会場です!
演劇専用小劇場BLOCH
(札幌市中央区北3条東5丁目1 岩佐ビル1F)

 

料金(前売券はございません。当日受付のみ)
「食べごろ図鑑」半券・前売券お持ちの方 700円
当日 900円

演劇の夕べ_チラシ